ハロウィンの花嫁を見たよ!!!!!!

最っっっっっ高………
に面白かった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
歴代NO.2になりそうです!!!!!!(NO.1は誰がなんと言おうと時計仕掛けの摩天楼)


色々と感想はあるのですが、すごく心に残ったとこから書いたのでまずこれ




・エレニカをコナンくんが止めるところ

なかなかない描写だったよね、コナンくんが説得ではなく感情(抱きしめたり)で誰かに訴えかけるってなかった気がする、探偵だし
確かに彼らは被害者だけど、警察官を拉致したりして犯罪も犯してて
でもエレニカに、「息子のようになって欲しくない」って言われて、プラーミャを狙うのも復讐や殺意と言うより、プラーミャの被害者をもう作りたくないという思いなのかもってのを感じたのかなと…
コナンくんは17歳の新一だから、情に訴えたいだけで抱きついたりは出来ないと思うけど、もしこれが自分の母親だったらと考えたりしたのかなとか、ロシア語では、日本語では、言葉では止められないと思ったのかなとか…



他の人の感想などを色々読み、今回の映画が「ハロウィンの花嫁」ということを考えると、この映画は死者を通じて、生者が今を生き、明日に向かう物語なんだなと強く感じました
殉職した萩原、松田、伊達、ヒロが遺したかずかずの知識や思いや事実が事件解決を助けて
愛する家族がいて、息子への愛を抱き続けて、似たような背格好の見ず知らずの子供にも息子のようにはさせたくないと情を抱き、その情を感じとった他人が家族を愛する自分のままでいさせてくれたんだなあと
エレニカがコナンくんを無下にするようなただの復讐鬼なら多分あそこまであの組織は大きくならなかっただろうし、プラーミャの敵にもならなかったのでは、たぶん
私の甘い考えだけど、今回「警察は傷つけない」って言ってたし仲間の安全優先かつプラーミャをしっかり追い詰めるみたいな感じだったんじゃないかな
じゃないとあんなにエレニカ信頼されないのでは
みんながお互いのつらかを分かち合う組織でもあったんだなあと思う
コナンは犯人を捕まえたのではなく産み出さなかったって言ってる人がいて、それがすごく響いたなあ

25作目にして犯罪を犯したことで自殺した成実先生の過去を乗り越えられるような生き方が描かれたのも興味深いなあ
死者を糧に、いま新しい毎日をみんな生きてるのだなあ…と思ったよ